「お悔やみの言葉をかける作法」の言い方
大切な人を亡くされたご家族や葬儀・告別式の受付係へお悔やみの言葉をかける時のマナー。「どうぞお力落としのございませんように。」「思いもかけない事で、お慰めの言葉もございません。」「ご家族の皆様の心中を、お察し申しあげます。」「敬愛する○○様のご冥福を、心からお祈り申し上げます。」「誠にご愁傷さまでございます。」「心からご冥福をお祈り申し上げます。」など。
大切な人を亡くされたご家族や葬儀・告別式の受付係へお悔やみの言葉をかける時のマナー、電話でお悔やみを伝える時の一言、お悔やみのお礼の言い方などの例を紹介します。
「家族へのお悔やみ」
- この度は、思いがけないお知らせをいただき、本当に残念でなりません。どうぞお力落としのございませんように。
- この度は、思いもかけない事で、お慰[ナグサ]めの言葉もございません。ご看病の疲れが出ませんよう、ご自愛ください。
- ご家族の皆様のお気持ちを思うと、いたたまれない気持ちでいっぱいです。
- ご壮健[ソウケン]とばかり思っておりましたのに、大変残念です。ご家族の皆様の心中を、お察し申しあげます。どうぞ、ご無理をなさいませんように・・・。
- 生前は何かとお世話になりましたが、このたびのこと、残念でなりません。残されたご家族のためにも、どうかご健康を害することがありませんように。
- さぞ、お力落としのことでございましょう。
- お取込み中とは存じましたが、ひとことお悔やみを申し上げたく、おうかがいしました。敬愛する○○様のご冥福[メイフク]を、心からお祈り申し上げます。
- この度は、思いがけないことでさぞかしお力落としのこととお察しいたします。謹んでお悔やみ申し上げます。
「受付でのお悔やみ」
- この度は、誠にご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます。
- この度のこと、心からお悔やみを申し上げます。
- このたびは、まことにご愁傷[シュウショウ]さまでございました。
- この度は思いもかけないことで、心よりお悔やみ申し上げます。
「お悔やみの一言」
- この度はご愁傷さまでございます。
- この度は、たいへん残念なことでした。
- この度は、誠にお気の毒さまです。
- この度は、誠にご愁傷様[シュウショウサマ]でした。
- この度のご不幸に心から、お悔やみ申し上げます。
「電話でお悔やみを伝える」
○○様の訃報[フホウ]に接し、申し上げる言葉もございません。どうか、お気を確かに持ってください。
- この度のご不幸に心から、お悔やみ申し上げます。さぞ、無念のことでございましょう。遠くからですが、手を合わせて、○○様のご冥福[メイフク]を心よりお祈りいたしております。
- さぞかしおつらいでしょうが、どうかお力落しのないように・・・。わたくしでお役に立つことがございましたら、何なりとお申しつけください。
- とても優しい方だったのに、本当に寂しく思います。とても現実のことと思えません。お疲れで、健康を害することのなきようお祈りいたしております。
- ○○様の一日も早いご傷心[ショウシン]の回復をお祈り申し上げます。ご看病の疲れが出ませんよう、ご自愛ください。
- ○○様が亡くなられたとのこと、△△さんから聞きました。心からお悔やみ申し上げます。
- この度は、誠にお気の毒さまです。ご家族の皆様も、さぞお嘆きのことでしょう。心からお悔やみ申し上げ、ご冥福[メイフク]をお祈り致します。
「お悔やみを言う時のタブー」
- 故人の死因や病名については、こちらから聞かないように気をつけましょう。
- 久しぶりの再会であっても、長話しにならないようにしましょう。
- あの時に◯◯しておけば...とご家族を後悔させるような表現は控えましょう。
- 「またまた」「度々」「重ね重ね」「ますます」などの重ね言葉はタブーです。
- 「追って」「再三」「続いて」「次は」など、不幸が続く言葉は控えましょう。
- 「消える」「迷う」「浮かばれない」など不吉な言葉にも配慮しましょう。
- 死を連想する「四」、苦を連想させる「九」など、縁起が悪いとされる数字はできるだけ使わないようにしましょう。
「弔電でお悔やみを伝える」
遠方の場合や故人との関係が薄い場合は、弔電[チョウデン]を利用するのが一般的です。
故人と親しい間柄であるにもかかわらず、通夜・葬儀・告別式への弔問ができないときは、弔電を打った後で、お悔やみの手紙と香典を郵送しましょう。
- ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。
- 逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
- ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。
- ご主人様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
- ○○様のご訃報に接し、当社社員一同心からご冥福をお祈りいたします。
「安らかなお顔ですね」
- ○○さんの手厚[テアツ]いご看病に△△様もきっと、心安らぐ思いでいらしたことと存じます。
- 安らかなご召天[ショウテン]を心からお祈り申し上げます。
- 安らかなお眠りを、お祈り申し上げます。
- ○○さん、どうぞ安らかにお眠りください。
- 安らかなお顔ですね。
- 敬愛[ケイアイ]する○○様のご冥福[メイフク]を、心からお祈り申し上げます。
- 心よりご冥福[メイフク]をお祈りいたします。
「お悔やみは、いつまで?」
お悔やみは「ご霊前」と言われる四十九日までには行うようにしましょう。一般には早いほうが良いと思われがちですが、近親者や故人と特に親しい間柄でなければ、葬儀の前後は多忙であることを配慮して電話などでのお悔やみは控えましょう。
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