「なので」の敬語の使い方
「なので」は一般に使われている接続詞ですが、目上の人や社外の人には軽い印象を与えます。「ですから」「ですので」「したがって」「そのため」などを使いましょう。
「なので」
「なので」は
親しい人が対象のカジュアルな表現です。
- ちょっと手が離せません。なので、少し待っていてもらってもいいですか?
- 月曜日は塾へ行かなきゃ。なので、部活は休むことになりそうだ。
- 昨日、携帯が故障した。なので、メッセージは受信できないよ。
- さっき宿題を忘れて先生に怒られた。なので、今日は真面目やらなきゃ。
「ですから」
- 制作には最低でも3日はかかります。ですから、残念ながら御社のご希望には添えません。
- ただ今から会議に出席します。ですから、できれば面会は午後からにしていただけませんか?
- ただいま、特別キャンペーン実施中です。ですから、今ご購入されるとたいへんお得ですよ。
- 明日は祭日で天気が良さそうですね。ですから、操山登山に出かけようと思います。
「ですので」
- 昨日から熱があって体調がすぐれません。ですので、これから病院へ行こうと思います。
- 昨夜から徹夜で取り組んでいます。ですので、もうしばらく待っていただけませんか?
- 今週末は台風がやってきます。ですので、磯釣りはまた今度の機会にしましょう。
- そのプランでは家族保障ができません。ですので、こちらのご家族の保障もカバーされる、こちらのプランをおすすめします。
「したがって」
- 今回のトラブルの原因はアルバイトの言動に問題があると思います。したがって、早急にアルバイトの接客指導を強化すべきだと思います。
- TVのCMは期待したほどの成果はありませんでした。したがって、来季はTVCMを減らし、WEBの広告予算を増額すべきではないでしょうか?
- ある調査では顧客は色によって製品を選んでいることが分かりました。したがって、新商品にもカラーリングが重要であると考えられます。
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