「なるほど」の敬語の使い方
「なるほど」は自分が納得した時や、相手の考えや意見への同意を表す言葉ですが、目上の人やビジネスでの利用には敬意が足りず不向きです。「おっしゃる通りです」「同感です」「ごもっとも」など。
「なるほど」
「なるほど」は目上の人やビジネスシーンではNGです。
- なるほど、そうだったのか。やっと納得できたよ。
- なるほど、そういう事情なら仕方ない。本日の直帰を許可しよう。
- なるほど、たしかに君の言うことには一理あるね。
「おっしゃる通りです」
- 先生のおっしゃる通りです。私は英語の長文読解が苦手です。
- 山田部長のおっしゃる通りです。その点は早期改善が必要です。
- 今、社長がおっしゃった通り、最近は近隣からの苦情が増えています。
- お客様がおっしゃるとおり、我が社の製品に致命的な欠陥が見つかりました。
「同感です」
- 私も同感です。課長がお話されたようにその点が最重要だと考えます。
- 私も「◯◯」という意見には同感です。
- ◯◯さんの考えに同感です。早急に対処したほうが被害が抑えられます。
- まったく同感です。現場のことはもっと考えてプランを作っていただきたいですね。
「ごもっとも」
- お客様がそうおっしゃるのも、ごもっともです。
- 取引先の常務がお怒りになるのは、ごもっともだと思います。
- お客様のお怒りは、ごもっともだと思います。
- ごもっともなご意見ですが、もう少し検討の時間をいただきたいと思います。
- マナーが悪い人が多いですから、ごもっともなご意見かと思います。
「その他」
- ただいま部長がおっしゃった点については、正にそうだと思います。
- この商品の課題について、私もさように存じます。
- お客様から使いにくいとご指摘がありましたが、私も全く同じ意見です。
- 今回の件は当方のミスだと先方より指摘されていますが、私もそのように存じます。
- お客様がそうお考えでしたら、きっとそうでしょう。
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