「すごい」の敬語の使い方

感動して相手を褒める「すごいです」は、目上の人や取引先の人に使うには、くだけた表現です。敬語として使うなら「素晴らしい」「見事」「立派」などを使いましょう。「すごいのNG例」「素晴らしい」など。

「すごいのNG例」

• 部長、すごいゴルフスイングですね。※素晴らしい
• 社長の絵画は、構想がすごいです。※見事です
• 新規獲得件数が10件も目標を上回るなんて、課長はすごいです。※ご立派です
• 今回の企画はすごい出来栄えです。※素晴らしい

「素晴らしい」

• 今期は部長のおかげで、素晴らしい営業成績を修めることができました。
• そこ計画は、本当に素晴らしいアイデアだと思います。
• それは、素晴らしい考えですね。ぜひ実現しましょう。
• 女性ならではの素晴らしい発想ですね。思いもしませんでした。

「見事な」

• 私は盆栽には全く素人ですが、実に見事なできばえですね。
• これは見事な職人技ですね。想像以上です。
• さすがにお見事なスイングです。きっと飛距離も出ているでしょう。
• 御社の新商品は機能も強化されていますが、デザインが見事ですね。

「立派」

• 社長のご子息は、ずいぶん立派になられましたね。
• それは、正論でとてもご立派な意見だと思います。しかし、私の考えでは...
• 先輩、実にご立派なスピーチでした。
• A社の新社屋は、モダンな外観が立派でした。

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