「すみません」の敬語の使い方

「ごめんなさい」や「すみません」は、軽い謝罪の言葉です。目上の人や取引先に使う敬語では「申し訳ございません」「恐縮ですが...」を使います。「申し訳ございませんが」「恐縮ですが」など。

「申し訳ございませんが」

• 申し訳ございませんが、今回はお引き受けいたしかねます。
• 申し訳ございませんが、あちらの案内所でお尋ねいただけますか？
• 納期の遅れの件、まことに申し訳ございません。
• 申し訳ございませんが、サイズの変更をお願いできますでしょうか？
• たいへん申し訳ございませんが、他の予定が入りましたので、○○をキャンセルさせていただけませんか？
• 急な話で申し訳ございませんが、よろしくお取り計らいいただきますようお願いいたします。
• 申し訳ございませんが、◯◯についてご理解いただけますか？
• 申し訳ございませんが、私は存じておりません。
• 長らくご無沙汰いたしまして、申し訳ございません。
• お騒がせしてしまい、申し訳ございません。
• 私どものミスでご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
• 私どもの手違いで申し訳ございません。

「恐縮ですが」

• ご期待にそえず恐縮ですが、あしからずご了承ください。
• お忙しいところ恐縮ですが、ちょっとお時間よろしいでしょうか？
• ご多忙中のところ恐縮ですが、会議に参加していただけませんか？
• たいへん恐縮ですが、その卸価格では納入することが難しいです。
• お手を煩わせて恐縮ですが、○○の件、よろしくお願いいたします。

「すみません」

「すみません」は、上の人や取引先には使えません。

• いつも貸してもらうばかりで、すみません 。
• すみませんが、席を詰めていただけませんか？（「恐れ入りますが」の方が丁寧）
• すみません。恐れ入りますが、窓を開けていただけますか？
• いつもおごってもらってばかりで、すみません。（ごく親しい先輩など）
• 兄妹が保険の仕事をしているので、すみませんがお断りします。
• すみませんが、◯◯役場までお願いします。（タクシーに乗車で）
• 用があって急ぎますので、すみません。
• すみませんが昨日から体調を崩しており、本日のアルバイトはお休みさせていただきたいのですが。。。
• すみません、○日は、ちょっと別の用事が入っていて都合がつきません。
• すみません。よく聴き取れませんでしたので、もう一度、お願いします。
• すみません。何番におかけでしょうか？（間違い電話で）
• すみませんが、ただ今手一杯です。午後からでもいいかな？

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