「結構です」の敬語の使い方
結構ですには、自分が了承する「肯定の結構です」と、いりませんなど「否定の結構です」があります。目上の人に使う敬語としては誤解を招く恐れや、断定的なニュアンスがあるため注意が必要です。
「結構です(肯定)」
- 先日ご提案いただいたお見積りの内容で結構です。
- 今回は御社からご提示条件で結構です。
- そちらで結構です。弊社としては問題ありません。
- お返事は、今週中で差し支えありません。
- 金曜日までの発送で支障ございませんので、宜しくお願い致します。
- そちらの内容で問題ございません、引き続きよろしくお願いいたします。
- 納期が3日遅れても、業務に差し障りはありません。
「結構です(否定)」
- もう、十分に頂戴しましたので、これ以上は結構です。(飲食シーンで)
- ◯◯様のお気持ちはありがたいのですが、結構です。
- あいにく、セールスのお話は結構です。お引き取りください。
- そのような商品を購入する予定はございませんので、結構です。
- 保険会社に友人が努めているので、そちらで間に合っており、結構です。
- 残念ながら、ただいま○○様のご要望にお応えすることができません。
- まことに心苦しいのですが、◯◯の件はお断りせざるを得ません。
- 申し訳ありませんが、お引き受けいたしかねます。
大丈夫[ダイジョウブ]です。 ※ビジネスや目上の人には不適切。
「その他」
- お手すきの折で結構ですから、こちらの企画書にお目通しいただけませんか?
- このあたりで結構です。次の交差点付近で降ろして下さい。(タクシーで)
- わずかな時間でも結構ですから、月曜日に面会のお時間をいただけいでしょうか?
- お話を聞いていただくだけで結構ですから、これからお宅へ伺ってもよろしいですか?
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